Scrap Mechanic「Patch 1.0.6」正式配信 ― 取り下げから8日、テストブランチを経て51項目に

Scrap Mechanic「Patch 1.0.6」正式配信 ― 取り下げから8日、テストブランチを経て51項目に

Axolot Gamesは日本時間2026年9月18日18時56分、SteamのニュースでScrap Mechanicの修正パッチ「Patch 1.0.6」を公開しました。同じ番号のパッチは9月10日にいちど配信されたものの、深刻な問題が見つかって取り下げられており、今回はテストブランチでの検証を挟んでの再配信となります。

公式は待ってくれたプレイヤーへの謝意に加えて、テストブランチに参加して検証に協力した人たちへ「an extra big thanks」と特に感謝を述べています。更新項目は9つの見出しに分かれ、合わせて51件。取り下げ前の告知では46件だったので、検証のあいだに5件ぶん増えた形です。

取り下げからテストブランチを経ての再配信

最初の1.0.6は日本時間9月10日22時58分に配信されましたが、翌11日、公式は深刻な問題を持ち込んだためロールバックしたと謝罪しています。セーブデータが影響を受けた場合の復旧方法として、Save\Survival\Backupフォルダーのバックアップを通常のセーブフォルダーに戻す手順が案内されました。配信そのものは翌週へ延期され、先に試したい人向けにベータブランチtestが開放されています。

その後、9月16日と17日にテストブランチへの追加修正が告知され、今回の正式配信に至りました。テストブランチの段階で追加されたものとして挙げられていたのは、プレイヤーが作った静止した床の上でクリエーションが振動する問題、鉱山の特定の場所で扉が閉まりプレイヤーやクリエーションが閉じ込められる問題、リフト上での溶接中に他プレイヤーが同じクリエーションを編集するとクラッシュする問題、ビルダー系クエストが完了扱いにならない問題、チャレンジの開始・終了・リセットが正しく行われない問題などです。

今回の投稿でも、初回配信でセーブデータに影響を受けた場合は以前のコミュニティノートを参照するよう、あらためて案内されています。

薄暗い地下施設の通路で、青と黄色の装甲をまとったボットが複数体たたずんでいるScrap Mechanicの画面
新規追加はボット8種のカプセルのみで、残る50件はすべて不具合の修正にあてられている(画像は1.0「Drilling Thunder」告知より)

ボット8種のカプセルを追加

新規追加として挙げられているのは、ボットのカプセル8種です。Minerbot、Green Tapebot、Yellow Tapebot、Blue Totebot、Yellow Totebot、Cablebot、Cablebot Multi、Red Totebotが対象となっています。新要素の追加はこの1件だけで、残る50件はすべて不具合の修正にあてられています。

セーブデータとチャレンジモード

プレイの継続に直結する項目として、次が挙げられています。

  • 一部のセーブデータを読み込むとゲームがクラッシュする問題を修正
  • チャレンジの開始・終了・リセットが正しく行われないことがある問題を修正
  • ユーザー作成のチャレンジがクリアできない問題を修正
  • カスタムチャレンジのセーブとロードの問題を修正

物理とキャラクターの挙動

物理まわりは4項目です。プレイヤーが建てた静止した床の上でクリエーションが振動する問題、狭い隙間を通るときに引っかかったりダメージを受けたりする問題が修正対象に挙がっています。あわせて、高速で動く物体に乗り移ったときのキャラクターの加速に制限がかけられ、転倒中に速度が上がる不具合も修正されています。

生産・物流と乗り物まわり

最も項目数が多いのが、ゲームプレイ・アイテム・インタラクションの23件です。設備と物流に関するものは次のとおりです。

  • ビーハイブと冷凍庫をバキュームポンプと大型チェストで回収できるよう変更
  • 精製機と鉱石クラッシャーが範囲外のコレクターから消費し続ける問題を修正
  • 精製機と鉱石クラッシャーが内部ストレージより先に、接続された外部チェストを使うよう変更
  • 鉱石コレクターから取り出したときに中身が並び替わらないよう変更
  • Growbedの収穫ドロップ率を通常の土と同じに変更
  • 冷蔵庫とシンクの重複レシピを削除
  • ロックされたアイテムが誤ったレシピ一覧に出てスケマティックが動かなくなる問題を修正

可動部と動力については、ベアリング付きサスペンションをすべてのエンジンで駆動できるよう修正されたほか、そのベアリングが逆方向に回る問題も直されています。スラスターはチェーン接続した燃料コンテナから正しく燃料を取るようになり、取り外し時に残りのガスが戻るようになりました。エンジンがオフのときにブレーキ力で燃料を消費する問題も修正対象です。

このほか、携帯クラフトボットが破壊不能だった問題の修正とリフトでの設置対応、リフトに載せたブームボックスの再生継続、ミュート時に目覚まし時計が鳴らない修正、アイテムの連続設置による複製の防止、インベントリが壊れているとアイテムを拾えなくなる問題の修正が並んでいます。表示面では、一人称視点での骨のアーティファクト、成長する植物、Glowbugを運ぶときの表示、Sawbotのアンロック枠のレベル表示とエフェクトの追従が修正されています。

青い照明の屋内で、赤く光る目を持つ多脚のボットの群れがプレイヤーキャラクターに迫っているScrap Mechanicの画面
敵が湧かなくなる問題やシーカーボットの安定性も修正対象に挙げられている(画像は1.0「Drilling Thunder」告知より)

クエスト進行と実績

クエスト・進行の10件には、前回の告知から引き続きの項目に加えて、鉱山の扉とビルダー系クエストの修正が入っています。

  • 鉱山の特定の場所で扉が閉まり、プレイヤーやクリエーションが閉じ込められる問題を修正
  • ビルダー系クエストが完了扱いにならない問題を修正
  • growlabのエレベーターに入れなくなることがある問題を修正
  • growlabのバルーンクレートを壊して入口のエレベーターから出た場合もクリア扱いになるよう変更
  • ビルダー系クエストでGlowbugが出現しない問題を修正
  • 「Built to Last」クエストがセーブのロード後に正しく開始されない問題を修正
  • Mining Hubの起動レバーが表示されない問題を修正
  • 「The Stench」クエストのソフトロックを修正
  • 終盤のクエストで進行が止まる問題を修正
  • エンディングのシネマティック開始時にBabywocが消えるよう変更

実績については、ロード時に解除済みの実績が正しく同期されない問題と、自動生成されたブロックが実績にカウントされない問題が修正されています。

Mod Toolと安定性

Modまわりでは、Mod Toolでのmodの作成とアップロードの問題、Tile Editorでプレハブとブループリントのアイコンが生成されない問題が対象です。安定性の5件には、HPバフを持った状態で死亡したときに最大HPが戻らない問題、リフト上での溶接中に他プレイヤーが編集するとクラッシュする問題、敵が湧かなくなることがある問題、シーカーボットの各種安定性修正、そのほかのクラッシュ・安定性修正が含まれます。

次の修正もすでに作業中

投稿の末尾では、次の修正のまとまりはすでに作業中だとして、コミュニティページを見ておくよう案内されています。具体的な内容や配信時期には触れられていません。

バグ報告の受付はこれまでと同じで、bugs@axolotgames.com宛にメールしてほしいとされています。求められているのは、不具合の説明、そのセッションのログファイル、セーブファイルの3点です。

参照元

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